九州大学工学部エネルギー科学科

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学科コース

エネルギー科学科の3つのコース

九州大学工学部エネルギー科学科は、幅広い研究領域を大きく3つにコース分けしており、さざまなアプローチ方法の中から、自分の興味や目標に応じて、より専門的に学びたいコースを選択することができます。

エネルギー量子理工学コース

 量子論は物質の根源である原子、電子、原子核、素粒子等ミクロの世界を記述する新しい学問体系です。エネルギー量子理工学コースでは、量子という観点から地球規模のエネルギー・環境問題に取り組むため、量子力学、原子核物理学、物性物理学などの基礎科目から、原子力・核エネルギー工学、応用物理学、エネルギー環境論などの応用科目までを学びます。 それをもとに核エネルギーや新エネルギー利用の新しい方式、放射線の発生・計測・利用、エネルギー利用および環境保全のための先進的機能材料、多様な機能物質および種々の複雑系の特性とその発現機構等について研究を行います。

エネルギー物質工学コース

 エネルギーは形がなく、エネルギーを扱う全ての局面(創る、貯める、変換する、輸送する、使う)において物質(材料)が必ず必要になります。そのため、エネルギーを効率良く使うためには、物質の構造や性質を理解し、制御することが不可欠です。エネルギー物質工学コースでは、エネルギーの生成、貯蔵、変換、輸送、利用、そして地球環境保全に必要な、優れた材料を創出するための物質合成、構造解析、物性評価、機能発現における未踏学術領域の開拓を目指して、エネルギー・環境問題解決の視点に基づき、「物質」についての高度な学理や技術と知識を習得するための教育を行っています。

エネルギーシステム工学コース

 社会システムの維持・発展と地球環境の保全をどのように調和させていくのか、この問題の解決は21世紀の最大の課題です。エネルギーシステム工学コースでは、この21世紀のエネルギー環境問題に挑戦する技術者・研究者の育成を目指して、エネルギーの発生、変換、輸送、貯蔵などの供給側の立場に始まり、エネルギー消費に係わる環境問題までをカバーするシステム工学に関する教育・研究を行います。新たなエネルギーシステムの開発、既存エネルギーシステムの高効率化や安全性・経済性の向上、環境負荷の少ない生産システムの開発、環境変化の予測と制御などの課題に挑戦します。

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